東日本大震災から10年を迎えた福島県の漁業・水産業を応援しようと、飲食事業を展開する無洲(東京都港区)では、同社が運営する企業の社員食堂で福島県の魚介を使ったメニューを提供している。昨年11月と今年3月に開かれたイベント「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル 発見!ふくしまお魚まつり by デリバリー&テイクアウト」(主催・同実行委員会)から派生した企画。浅野正義社長は「社員食堂という場を活用し、福島応援の輪を広げていきたい」と話している。
「食べることが応援になるなら」
プラント建設大手、JFEエンジニアリングの横浜本社(横浜市鶴見区)にある社員食堂で4月26日、「福島食援お魚まつり」と称して、「ネギトロ&釜揚げ白魚丼」と「ほっきめし」が提供され、多くの社員が福島の魚介を味わった。新入社員の山田尚輝さん(24)は「シラウオを食べたのは初めて。食べることが応援になるならと思い、注文した」と笑顔で話した。
無洲は飲食店や企業向け給食事業を展開。「福島酒援・食援」を掲げ、福島の食材と日本酒に特化した「ピアシス新橋店」(東京都港区)を経営しているほか、福島の日本酒を味わいながらオンラインで音楽ライブを楽しむイベントを開催するなど、復興応援に積極的に取り組んでいる。
「発見!ふくしまお魚まつり」にも全面的に協力し、同社の「ピアシス虎ノ門店」(同)がメイン拠点となり、デリバリーとテイクアウト限定で福島の魚介料理を提供した。
からの記事と詳細 ( 福島の新鮮魚介を社員食堂で JFEエンジニアリングと無洲が協力 - 産経ニュース )
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