東京都中央区・月島の地で70年以上、《AQUA》の屋号でホール2店舗を営むセントラックス㈱。同社ではこのほど、月島地区の再開発に伴い閉店していた1店舗を《AQUA MID TOWER GRAND》として4月9日にグランドオープンした。同店の上質な遊技空間を支えているのが、マースエンジニアリングの最新設備群だ。
PS全台パーソナルで感染防止対策・省力化
同店ではパチンコ・パチスロ全台にパーソナルシステムを導入している。「パーソナルシステム導入の一番の狙いは、やはりコロナ感染対策です。玉積みだと盛況感は出せますが、ドル箱の交換や、遊技後の計数作業時に、どうしてもお客様とスタッフが接触する機会が増えます。こうした接触機会を極力減らすことができる点が、今の時勢に合っていますね。また、ドル箱の上げ下げといった重労働がないため、女性スタッフも活躍しやすい環境になっていると思います」と話すのは山田将弘店長。遊技客にとっても、好きな時に台移動したり、交換の際もカード1枚で完結できるため、利便性が大きく向上した遊技環境を提供可能だ。
さらに、ユニットも最新型を採用。タッチパネルによってユニット操作が直感的に行えるため、遊技客はもちろん、業界未経験のスタッフも安心して使用することができる。また、紙幣はストックタイプで、従来型に比べ紙幣が取り出しやすくなっているなど、細部までより使いやすい仕様に進化を遂げている。
更にユニットは「台管理」「景品管理」「会員管理」と連動する『ユニコン』を導入しており、遊技客、遊技台、景品を個別に細かく関連付けて分析することで、より正確で緻密なデータの算出 ・活用ができるようになり、幅広い視点でのホール運営を可能としている。「当店では、近接する姉妹店舗と共通の会員カードを使用しています。そのため会員情報、景品情報が共有でき、常連のお客様に対して、どのスタッフでも同じように接客、おもてなしをすることができています。これは当店が目指す、“接客+α”、つまり“接客+心のサービス”を提供していくために、大きな役割を担ってくれていると思います」と山田店長は高く評価する。
セルフ交換POSで更なる付加価値を提供
さらに同店では4月19日より、『セルフ交換POS』を導入。2つあるカウンターのうち1つをセルフ運用している。「グランドオープンと合わせての導入を検討していましたが、お客様に使い方を丁寧に説明したうえでご利用いただきたいと思い、このタイミングでの導入になりました。スタッフとお客様が接触することなく、お客様自身の簡単操作で賞品交換ができますので、感染防止対策にもなりますし、スタッフの有効活用にもつながっています」(山田店長)。
マースの『セルフ交換POS』は、対面交換運用への即時切替ができ、閉店間際の混雑時などにも柔軟に対応できる。現在、全国的に導入が進んでいる設備で、利用率が6割を超える店舗や、カウンター全てをセルフ運用する店舗も増えてきている。今後も間違いなく普及が進んでいくだろう。そのほか、同店では『データキャプテン』を導入。各種遊技データの閲覧はもちろん、会員カードをかざせば遊技履歴も表示できる。加えて動画や演出効果によるサイネージ効果で賑やかさも演出できるため、1Fから2Fへの階段を上った先に設置し、運用している。
山田店長は「月島で約70年間、パチンコ業を営んできました。それも地域の方々、お客様の協力があってこそ続けてこられたと思います。今回、新店を立ち上げる際に掲げたのは『Smile For Everyone』、創業当時から変わらない“心のサービス”をしっかりと引き継いで、元気と笑顔をたくさんつくっていきたいと思います。この思いを体現してくれるのが、業務効率化やお客様の利便性を高めてくれるマースの製品群です。しっかりと活用して、地域、お客様に寄り添う店舗、サービスを提供し続けたいと思います」と話す。
からの記事と詳細 ( 【レポート】地域住民の憩いの場を支えるマースエンジニアリングの設備群AQUA MID TOWER GRAND〈東京都中央区〉 - 主にユーザー(自社) )
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