ヤマハ発動機は6月1日、発電用に400ccエンジンを搭載するドローン用シリーズハイブリッドユニットのコンセプトモデルを、6月14日~16日に幕張メッセで開催される「Japan Drone 2021-Expo for Commercial UAS Market-」に出展すると発表した。
同社がイベントに展示する「ドローン用 シリーズハイブリッドコア コンセプト」には、産業用無人ヘリコプター「FAZER」の400ccエンジンを搭載。エンジンで発電機を駆動し、発電した電力でモーターを駆動させるドローン用シリーズハイブリッドユニット搭載のコンセプトモデルを通じて、無人航空機の進化に向けて、新たな電源ユニットの可能性を提案する。
ヤマハブースではこのドローン用 シリーズハイブリッドコア コンセプトを紹介する「さらなる無人航空機の進化」のほか、「圧倒的な空中散布事業の実績」「次世代無人航空機の可能性」と題した3つのコーナーを用意。
圧倒的な空中散布事業の実績のコーナーでは、自動散布機能(オートパイロット機能)による高精度で効率のよい散布作業が可能なヤマハ産業用マルチローター「YMR-08AP」を展示、農業分野での活用事例紹介。
次世代無人航空機の可能性のコーナーでは、最大積載重量35kgと重量物の運搬設置も得意な産業用無人ヘリコプター「FAZER(フェーザー) R G2」を展示、無人ヘリの性能(ペイロード/航続時間)を活かし、無人ヘリで可能な森林計測サービスや運搬、観測・測量業務での活用事例を紹介する。
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