激しい吐き気と息苦しさに襲われ、いびきをかきながら倒れた。浜松市の実家に帰省していた2008年8月の深夜、当時37歳だった島津渡さん(50)は急性心筋梗塞で心肺停止に陥った。
搬送先で緊急手術が成功し、一命はとりとめた。だが発症から4日後に集中治療室(ICU)で目覚めると、何が起きたのか分からなかった。なぜ自分はベッドの上にいるのだろう。
倒れた際に十分な酸素が脳に行き届かず、高次脳機能障害を負っ...
からの記事と詳細 ( 自分の子が分からない 37歳、働き盛りで襲った脳障害 - 日本経済新聞 )
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