家具製造販売大手のニトリホールディングスは21日、ホームセンター大手のDCMホールディングスが株式公開買い付け(TOB)を実施している同業の島忠について、「島忠も含め、企業の合併・買収(M&A)を通じた成長の可能性を検討している」とのコメントを発表し、買収を検討していることを認めた。
現時点で決定した事実はないが、「開示すべき事実を決定した場合には速やかに公表する」ともした。
島忠は東京都や埼玉県などで約60店舗を展開している。首都圏を基盤とし、家具の販売に強い。DCMが完全子会社化を目指し、今月5日から11月16日まで、TOBを実施中だ。島忠の経営陣はDCMの買収提案に賛同しており、ニトリが参入すれば、敵対的TOBになるとみられる。
島忠は21日、「具体的な提案は受領しておらず、決定している事項はない」とのコメントを発表した。
ニトリは北海道発祥の家具チェーンで、国内約560店舗を展開し、売上高が6000億円を超す大手だ。
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