Tuesday, October 27, 2020

実は日本より緩い⁉︎ 中国2035年ガソリン車全廃目標 日本車優勢は本当か - くるまのニュース

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中国が2035年にガソリン車を全廃する方針だということが分かりました。世界の自動車市場においても電動化が進んでいる中国市場で何が変わろうとしているのでしょうか。

中国市場は2035年にすべて環境車になる?

 日経Webは中国政府筋からの情報として「中国、2035年全て環境車に。通常のガソリン車は全廃」というスクープを伝えた。どういうことだろうか。

トヨタは北京モーターショー2020で、燃料電池車の「ミライ・コンセプト」などを展示して、電動化モデルをアピールしている
トヨタは北京モーターショー2020で、燃料電池車の「ミライ・コンセプト」などを展示して、電動化モデルをアピールしている

 記事の内容によれば「2035年までに新車の半分を電気自動車に。半分をハイブリッド車にする」。

 そして「トヨタなどハイブリッド車を得意とする日本メーカーに追い風」という結論です。

 目標としては日本の「2050年までに温室ガス排出量ゼロ」より緩い。

 日本の場合「2050年時点で排気ガスを出す自動車が走っていない」ということだから、クルマの寿命を15年として2035年にすべての新車を電気自動車か燃料電池車にしなければならない。

 中国は電気自動車の比率が半分です。それほど難しい技術目標ではないと思う。

 中国の新車販売台数は2019年で2600万台。販売台数が3000万台を超えるのも時間の問題だといわれているため、その半分を電気自動車にするとなれば1500万台となる。

 中国に於ける2019年の電気自動車販売台数は110万台程度だから(すでにダントツ世界1です)、今の14倍。

 これだけ大量生産するとなったら電池のコストだって下がる。

 電気料金はガソリンより圧倒的に安価。広大な国土を持つ中国なら太陽光発電をいくらでも増やせることだろう。

 電池コストさえ下がれば十分にガソリン車の代替となると考えます。

 ちなみに電気自動車は主として中国メーカーの担当となるようだ。

 電池の調達価格を含め海外ブランドが入り込むことは難しいんじゃなかろうか。残る半分のハイブリッドやいかに。

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