Wednesday, January 10, 2024

高出力・高馬力・ハイパワーエンジン搭載 新型トラクタを発売 井関農機 - 農業協同組合新聞

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井関農機株式会社は、大規模畑作、畜産市場向けに排出ガス規制欧州ステージⅤ対応エンジンを搭載し作業性を高め、さらには居住性・操作性を向上させた新型トラクタ、BIG-Tシリーズを2023年10月より発売している。

トラクタBIG-T8SトラクタBIG-T8S

この度発売になったBIG-Tシリーズは、6気筒エンジン及び4気筒エンジンを搭載した大型トラクタで、北海道を中心に畑作、畜産市場で重作業・複合作業で高い能力を発揮し好評を博している。

今回発売になったのは、ヰセキトラクタ BIG-T 5S,6S,7S,8Sシリーズ。T8Sシリーズでは同社のトラクタとして最も出力の大きい305馬力のクラスをラインナップ。新エンジン、新キャビン等、様々な設計変更と更なる進化を繰り返し、より力強い作業と快適な作業空間を実現した。 T7S、T6S、T5Sにおいては、欧州の排出ガス規制であるステージVに適合したエンジンを搭載し、更なる操作性向上を織り込んでモデルチェンジした。

◎主な特長
1)NEWエンジン
(1)高出力、高馬力エンジン搭載
T8Sは7.4L、T7Sは6.6L の6気筒大排気量エンジンを搭載。 (T6Sは4.9L、T5Sは4.4Lの4気筒エンジンを搭載。) 低回転域での最大出力を実現し、粘り強い作業と燃費向上、低騒音、低振動を実現。
(2)排出ガス規制欧州ステージV対応エンジン搭載
後処理装置として、「DOC(酸化触媒)」と「SCRシステム」に加えて、「DPF」を追加することで最新のエンジン派出ガス規制に対応し、クリーンな排気を実現した。

2)NEWキャビン(T8Sシリーズ)
(1)4柱フレームキャビン
4柱フレームのキャビンを採用し、快適性、断熱性、冷却効率を向上。キャビン容量は約 3.4㎥。ガラス面積は 6.6㎡と広い空間を確保しており、高い快適性と視認性を確保。
(2)新エアコン
14か所の吹出し口を配置し、回転ノズルを採用。オペレーターの周辺にリフレッシュな空気の流れを導く。
(3)新メーターパネル
メーターパネルはキャビン右前方のピラーに配置し、前方の視認性向上を図った。また、縦型の高解像度な大きなカラー液晶パネルを採用しており、重要な情報も素早く認識できる。表示の切替えは回転ノブダイヤルにより直感的に操作でき、トラクタの情報が見やすくなった。

3)充実装備
(1)NEWマルチパッドレバー(X,F型)
1本のレバーで多彩な機能をコントロール可能。使いやすく、快適かつ効率的な操作が行える。また、マイクロジョイスティックで外部油圧2系統が操作可能になった。
(2)NEWデータトロニック5(X型)
9インチタッチスクリーンを採用し、大型で見やすくジョグダイヤルとタッチパネルの両方で操作が可能。外部油圧において、各操作スイッチの割りあてを自由に設定できる。
(3)ISO-BUS対応
トラクタと作業機を共通の規格(ISO)で通信。これによりコントローラの省略やトラクタの車速情報などを作業機へ送信することで効率的な作業をサポートする。X型は標準装備、またはP0(データトロニック5)のオプションとセットで装備。
(4)保温冷庫(T8S)
インストラクターシートの下部には、エアコンの空調を使用したクーラーボックスが設けてあり、オペレーターは適切な水分補給が可能。

◎希望小売価格(税込)
オープン価格

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