宇宙航空研究開発機構(JAXA)の観測ロケット「S520」31号機が27日午前5時半、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。
JAXAによると、S520は全長9・6メートル、重さ2・4トン。高度235キロの宇宙空間に到達し、JAXAと名古屋大が共同開発している「デトネーションエンジン」の性能実験を行った。
同エンジンは推進剤(メタンガスと酸素ガス)の燃焼時に生じる衝撃波のエネルギーを推進力に変える。エンジンを大幅に軽量化できる革新的な技術だという。
データを搭載したカプセルは奄美大島沖の海上に着水し、回収された。記者会見した同大の笠原次郎教授(航空宇宙工学)は「デトネーションエンジンの実用化に大きく近づいた。技術の蓄積を一つずつ進めていく」と話した。
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