しかし、実は、気の毒なのは日本人だったのである。
アジアでも、韓国やインドネシアの人口100人当たりのワクチン接種回数は8人だ。日本はその半分にもならない。
ワクチンを独自に開発できなかったのは、国力の差だから、いかんともしがたい。
しかし、接種がこのように遅れているのは、政治力の差にも起因する。
つまり、日本政府は、政策の方向付けを誤ったのだ。
日本政府はGoToキャンペーンを行った。
他方、アメリカ政府はワクチンの開発と接種に全力をあげ、コロナのコントロールに成功した。
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