トヨタ自動車は、高級車ブランド・レクサスを扱う東京都内の店舗で、不正な車検が行われていたことを明らかにしました。
慢性的な人員不足が原因だとしていて、今後、整備士を増やすなど再発防止策を急ぐことにしています。
トヨタ自動車と、系列の販売会社のトヨタモビリティ東京は20日、オンラインで会見を開き、東京・港区のレクサス高輪店で不正な車検が行われていたと明らかにしました。
必要とされている検査を実施していなかったり、基準を満たしていないのに適合しているように数値を書き換えたりしていたということで、先月までの2年間で565台にのぼります。
国土交通省からの指摘を受けて発覚したということで、会社側は車検の作業量が増加しているにもかかわらず、慢性的に人員が不足していたのが原因だとしています。
不正な車検が行われた車については、無償で再検査をする方針です。
トヨタでは、系列の販売会社「ネッツトヨタ愛知」の愛知県豊橋市にある店舗でも不正車検が発覚しています。
今後、整備士を増やすとともに、作業を効率化させる機器を導入するなど再発防止策を急ぐことにしています。
トヨタモビリティ東京の関島誠一社長は「国の認可を受けた事業者で責任ある立場にも関わらず、絶対にあってはならないことで深くおわびします」と陳謝しました。
からの記事と詳細 ( 都内の「レクサス」店舗で不正な車検 2年間で565台|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/2Uu7rWv
ビジネス
0 Comments:
Post a Comment