Tuesday, July 6, 2021

NY円、続伸 1ドル=110円60~70銭 米長期金利低下で円買い - 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=張間正義】6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、3連休前の前週末比35銭円高・ドル安の1ドル=110円60~70銭で取引を終えた。米景気回復の勢いがピークアウトしたとの見方から、米長期金利が低下した。日米金利差の縮小を手掛かりとした円買い・ドル売りが優勢だった。

米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の非製造業景況感指数が60.1と5月(64.0)から低下し、市場予想(63.3程度)も下回った。米政権の経済対策や経済正常化の効果が薄れ、米景気は4~6月期をピークに減速していくとの見方が改めて強まった。米長期金利は一時、1.34%と2月下旬以来の水準に低下した。

買い一巡後の円の上値は重かった。7日に米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(6月開催分)を公表する。内容を見極めたいとして積極的な円買い・ドル売りは見送られた。

ニューヨーク市場での円の高値は110円52銭、安値は110円80銭だった。

円は対ユーロで続伸した。前週末比95銭円高・ユーロ安の1ユーロ=130円75~85銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前週末比0.0040ドル安い1ユーロ=1.1820~30ドルで終えた。7月のドイツZEW景気予測指数が悪化するなど、ユーロ圏の景気の先行きが懸念されユーロ売りが優勢だった。

ユーロの安値は1.1806ドル、高値は1.1846ドルだった。

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