【ベルリン＝石崎伸生】ドイツのＤＰＡ通信などによると、独検察当局は２１日、独国内にある三菱自動車の複数の関係先を捜索した。三菱自のディーゼル車について、排ガス規制に違反したエンジンが使用された疑いがあるという。
捜索は、フランクフルト近郊の三菱自の事業所や自動車部品会社の拠点など計１０か所で行われた。三菱自が試験時に不正に有害物質の排出を減らす装置を搭載していた疑いが持たれている。２０１５年９月以降に登録された排気量１・６リットルと、１２年１１月以降に登録された排気量２・２リットルの車が捜査の対象になっているという。
三菱自は、ドイツ国内の販売会社や研究開発拠点に捜索が入ったことを認め、「詳細な情報は収集中だが、当局の調査には協力していく」とのコメントを発表した。排ガス不正を巡っては、１５年に独フォルクスワーゲン（ＶＷ）で問題が発覚し、その後も独ダイムラーやＢＭＷなどが捜索を受けている。
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January 22, 2020 at 12:36PM
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三菱自、排ガス規制違反のエンジン使用か…ドイツ検察が捜索 - 読売新聞
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