ノンターボの高回転型V8ユニット
シボレーは、新型コルベットの最上位モデルである「Z06」を発表した。性能を向上させた特注の高回転型エンジン、ユニークなスタイリングパッケージ、および一連のアップグレードが施されている。 【写真】新型シボレー・コルベットZ06【標準モデルと写真で比較する】 (97枚) 初のミドシップモデルとなる新型Z06は、標準モデルに搭載されている6.2L V8ではなく、コルベットでは初となるデュアルオーバーヘッドカムとフラットプレーン型クランクシャフトを採用した自然吸気5.5Lエンジン「LT6」を採用している。 シボレーのレーシングカー「C8.R」に搭載されているユニットと密接な関係にあるこの新エンジンは、「これまでに製造された自然吸気の市販V8エンジンのパワーを超える」ことを目標に開発された。最高出力680ps、最大トルク63.5kg-mを発揮し、フラットプレーンクランクとショートストロークピストンの採用により、レッドラインが6500rpmから8600rpmに引き上げられている。
走りに特化した高性能バージョン
既存の6.2Lエンジンとの違いは、新しいアルミニウム製シリンダーブロック、専用のステンレス製エグゾーストマニホールド、デュアルコイル・バルブスプリング、鍛造チタン製コンロッドなどが挙げられる。 シボレーはまだ性能の詳細を明らかにしていないが、コルベット・スティングレイの0-100km/h加速2.9秒、最高速度298km/hを上回ることは間違いない。 Z06はエンジン以外にも、ラップタイム短縮のためにさまざまな面で強化されている。ワイドフェンダー、大型エアベント、大型リアウィング、レース用フロントスプリッターなどのエアロパーツを採用し、標準モデルとは異なる外観となっている。 さらにシボレーは、ブレーキ、サスペンション、ホイール、タイヤを大幅に改良し、俊敏性を向上させた。 オプションのZ07カーボンファイバー・パッケージと軽量ホイールを装着した場合、重量は1561kgとなり、標準のコルベット3LTよりも約100kg軽くなる。 シボレーは右ハンドル仕様を英国に導入することを明らかにしている。2022年夏に米ケンタッキー州ボウリンググリーンで生産を開始し、価格は近日中に発表する予定だ。
フェリックス・ペイジ(執筆) 林汰久也(翻訳)
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