■背景と目的
データ活用やDXが注目されている一方で、実際にプロジェクトを進めようとすると「必要なデータが入力されていない」「用途を実現できるほどデータ品質が高くない」「具体的にどのようにデータを連携するのか分からない」といった課題が次々と浮上します。
さらに、データ整備に投資をしても「コンサルティング会社や開発ベンダーに任せたがデータ更新が遅延してばかりで改善の兆しがない」「フリーランスのデータエンジニアにシステム構築をお願いしたが、作り逃げされてしまって、残されたシステムの運用に困っている」「内製エンジニア部隊を立ち上げたが、社内にスキルを評価できる管理職がいない」といった組織課題が次々と浮上します。
合同会社風音屋では多くの相談が寄せられており、日本企業のデータ活用やDX推進を阻害する要因に「データ整備への投資不足」「マネジメント層の人材不足」があると認識しています。そこで『データマネジメントが30分でわかる本』の著者である「ゆずたそ」(@yuzutas0)が主体となって、技術顧問サービスを一般提供します。
■主な提供内容
以下の形式でサービスを提供しております。
- 週1時間〜のコンサルティング枠の提供
- チャットでの技術サポート
- 技術リサーチ
- トラブルシューティング支援
※一部内容はベストエフォートでのサービス提供となります。
■提供実績のあるトピック
【セカンドオピニオンとして】
- ベンダー資料や技術記事の解説
- システム、チーム、案件状況のアセスメント
- 未解決インシデントチケットの分析
- アカウント権限、監査ログ、ネットワーク設定等のセキュリティ向上提案
【テックリードの代わりとして】
- DWH、ワークフローエンジン、ETL、CIツールのドキュメントやサンプルコードの提供
- データパイプラインの概要設計
- 自社開発の費用対効果が見合わない場面の切り分けと、外部ツールの利用案内
- データパイプラインのシステム障害を調査して再発防止策を提案
- 情報システム部門向けのGCPセキュリティ説明資料の作成
- 依存OSSライブラリの改修
- データベースの分類と特徴に関する簡易講義
- データ集計処理のパフォーマンスやコストのチューニング方針検討
- プロトタイピングツールやNoCodeツールによるデータ入力システムのPoC構築
【エンジニアリングマネージャーの代わりとして】
- システム構築/保守の案件管理(ロードマップ、WBS、チケット、会議体)
- システム運用管理(利用状況、キャパシティ、ジョブ遅延、インフラコスト)
- システム障害の検知、影響調査、関係者報告、原因特定、暫定対応の推進
- エンジニア採用要項に関する設計やレビュー
- エンジニア組織の評価制度に関する設計やレビュー
【アナリティクスマネージャーの代わりとして】
- BIツールの比較検討、ノウハウ紹介、事例紹介
- ExcelからDWHにKPI管理を移行するための論点整理
- マーケティング部門にヒアリングしてデータ分析要件を整理
- ロングテール商品の販促を効率化できるようにデータ活用事例を紹介
- データ分析が向かないトピックの切り分けと、市場調査・ユーザー調査の手順案内
- データ分析組織の評価制度に関する設計やレビュー
【Chief Data Officer / Chief Analytics Officer の代わりとして】
- データ活用施策、ITシステム、組織体制に関するロードマップの策定と進捗管理
- KPIの設定やモニタリングを社内に浸透させるまでの道筋の提案
- データ統合の方針と優先順位決め
- SalesforceなどのCRMツールとDWH/BIツールの役割分担について方針決め
- メタデータやマスタデータの管理に関する組織方針の策定
- DX人材育成の学習アジェンダを提案
- ステークホルダーの期待水準を適正に保つように説明資料を整備
- 対外発信コンテンツの設計やレビュー
※法人化以前(個人事業主時代)を含めると2年以上、上記内容を複数企業に継続提供しています。上場企業からスタートアップまで幅広く、クライアント企業の状況に合わせたサービスを提供可能です。未掲載内容についても積極的に対応するので、お気軽にお問い合わせください。
※技術顧問サービスでは、緊急の障害対応や簡易的な資料作成を除き、依頼者がメインとなって実作業を進めていただきます。本格的に工数を確保してITコンサルティング、システム開発、データ分析を委託したいという場合は、技術顧問とは別枠で案件を承ります。同様に、体系的なトレーニング提供は「データマネジメント講座」として別枠で対応します。
■サンプル
以下は過去の支援提供で用いた資料のサンプルです。
■知見を届けるための仕組み
最高のサポートを提供できるように以下のような仕組みを整備しています。
- テクノロジー:専門家コネクションを活かし、技術調査を加速。
- ビジネス:業界調査の工数と予算を設け、事業理解を徹底。
■寄せられた感想(一部抜粋)
- データエンジニアリングは弊社にとって未知の領域でした。技術情報の提供だけでなく、壁打ち相手となっていただくことで、プロジェクトメンバーの迷いがなくなり、データ活用を加速できていると思います。
- チャットの会話の内容について丁寧に、課題一覧やテーマ別にまとめてくださっている。この進め方がすごく助かってます。
- よく見ていた記事やスライドの著者が、風音屋さんと繋がっている人だらけでびっくりした。自分たちだけではここまでの人脈は作れない。とても心強い。
- 自ら積極的に動き、組織の状況を踏まえた提案をしていただけている。
- 一人の経験や考え方だけでなく、第三者の知見や意見も適宜紹介頂けることで、私たちも視点が広げられているように思います。
- 知見や経験、人脈が豊富で、打てば響くようにご回答頂けるので、とてもスムーズ。
- 漠然とした不安感がなくなった。技術面で分からないことがあったとしても、次のミーティングで質問できる。専門用語やバズワードに振り回されないようになってきた。
- 途中で状況が変わってしまったが、柔軟に対応していただけた。サポートの幅が広い。
- プロジェクト全体をリード頂いています。社内でも存在感があります。
- コミュニケーションに時間やストレスがかからなくて助かる。チャットやミーティングで思ったことを吐き出していくと、あっという間に資料や表で整理してもらえる。
- 会社の目指したい方向に理解を示してくれる。決算資料や創業者の本を読んでくれたり、商品を試して感想を寄せてくれたりと、社員以上にコミットしてくれている。
- どんな相談でも拾ってくれる安心感があります。いままで、このような支援を受けたことがなかったので、とても感動しております。
- 知識や経験に基づいたアドバイス、いつも意思決定の助けになっています。ほんとにもう感謝しかありません。
- ずっとできていなかったことが1つ1つできるようになってきた。少しずつでも相談を続けることが大事なのだと思いました。
- 課題ややりたいことがぼんやりしていても、相談すると明確になる。目から鱗な助言をいただける。
- 代理ではなく本当に自社のChief Data Officer / Chief Analytics Officerに就任してほしい。
■マッチングするケース
これまでの取り組みでは、以下のような場面でマッチングすることで、満足度が高くなっています。
- データ活用を推進すべくデータサイエンティスト3名を採用したが、分析部門と他部署の連携が当初期待したほど進んでいない。チームマネージャーを採用したいが、時間やコストが必要な上に、適性評価が難しい。週1時間の壁打ちでチームのコンディションが少しでも向上するなら試してみたい。
- 開発会社のソフトウェアエンジニア5名に開発案件を委託し、年間5000万円の投資となっている。運用タスクや障害チケットは徐々に増えるばかりで、改善の兆しがない。自社の追加要望を達成するには、新たに1名を追加する必要があると言われている。年間1000万円の追加投資を決める前に、専門知識のある第三者にサポートを求めたい。
■ゆずたそ(@yuzutas0)について
日本におけるDataOpsの第一人者。広告配信最適化や営業インセンティブ設計など、データを駆使した業務改善を得意とする。コミュニティ活動では、DevelopersSummitのコンテンツ委員やDataEngineeringStudyのモデレーターを担当し、データ基盤やダッシュボードの構築について積極的に情報発信している。当面の目標は100社のデータ活用を支援して各産業の活性化に貢献すること。主な著書に『個人開発をはじめよう!』『データマネジメントが30分でわかる本』など。2021年12月に『実践的データ基盤への処方箋』を技術評論社から出版予定。
■問い合わせ先
会社名:合同会社風音屋
代表者:横山翔
事業内容:ITコンサルティング
問い合わせ:https://kazaneya.com/advisor
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