【AFP=時事】(更新)英国の医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は3日、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)と英オックスフォード大学(Oxford University)が共同開発したワクチンについて、接種を受けて血栓ができた30人のうち7人が死亡したと発表した。
MHRAはAFPに送付した文書で、「3月24日までに血栓ができたと報告された30人のうち、残念ながら7人が死亡した」と明らかにした。
MHRAによると、血栓ができた30人に関する報告は、国内で1810万回分のワクチン接種が行われた後に医療従事者や一般市民が政府のウェブサイトを通じて行ったもの。
30人中22人には脳にできる血栓としてはまれな脳静脈洞血栓症(CVST)が確認され、残りの8人には血小板減少を伴う血栓症が認められた。
MHRAは、現在のデータに基づけば、アストラゼネカ製ワクチンの効果は「依然としてあらゆるリスクを上回る」としている。
【翻訳編集】AFPBB News
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