イケてるエンジンとデザインのステーションワゴンを振り返る
日本でやっとマイカーの普及が始まった1960年代。各メーカーとも販売の主流となっていたのはセダンですが、すでにステーションワゴンも多数登場していました。 【画像】外装だけでなく内装もゴージャス! イケてるエンジンとデザインのステーションワゴンを見る(18枚) 昭和の時代は1車種で複数のボディタイプをラインナップするのが一般的で、ライトバンとボディを共有するステーションワゴンが設定されるのも自然な流れだったといえるでしょう。
そのため、ステーションワゴンも一定の需要がありましたが、1989年にスバルが初代「レガシィ」を発売すると、高性能なエンジンとフルタイム4WDを組み合わせた「レガシィ ツーリングワゴン」がヒットを記録。 ライトバンと決別し、ステーションワゴン専用のボディがスタイリッシュだったことも、レガシィ ツーリングワゴンのヒットの要因といえました。 そして、他メーカーもレガシィ ツーリングワゴン人気に追従するため、次々とステーションワゴンを発売し、1990年代にはちょっとしたブームにまで発展。 しかし、その後はブームも沈静化し、ニーズの変化からステーションワゴンは激減してしまい、現在に至ります。 一方で、これまで登場したステーションワゴンのなかには、魅力的なエンジンとスタイルのモデルも存在。 そこで、大排気量6気筒エンジンを搭載し、かつスタイリッシュなフォルムのステーションワゴンを、3車種ピックアップして紹介します。
●三菱「ディアマンテワゴン」
1990年に三菱は、3ナンバー車時代の到来と好景気をキャッチアップした新型セダンの「ディアマンテ」を発売。 全グレードとも3ナンバー専用ボディでスタイリッシュなデザインと高級感のある内装、余裕あるパワーのエンジンと、すべてが時代にマッチしてヒット作となります。 そして、前述のステーションワゴン人気に追従するため、1993年に「ディアマンテワゴン」を発売しました。 高級ステーションワゴンというコンセプトだったディアマンテワゴンは、豪州三菱で生産される輸入車で、外観はディアマンテの伸びやかなフォルムを生かしつつ、居住性とラゲッジスペースを最大限に確保したデザインを採用。 内装では本革シート&トリム、装備もフルオートエアコンや4インチ液晶カラーTV一体のハイエンドオーディオなどを標準装備し、高級ステーションワゴンにふさわしいゴージャスな装いです。 発売当初のグレードは1グレードのみで、エンジンはディアマンテと異なり、最高出力165馬力を発揮する3リッターV型6気筒SOHCを搭載。ツーリング性能を重視した、全域トルクフルなセッティングとされました。 駆動方式はFFの2WDのみで、トランスミッションも4速ATが組み合わされています。 その後、ディアマンテワゴンは1997年に2代目へとスイッチ。初代ディアマンテワゴンはセダンほどヒットしませんでしたが、広大な大地で育まれたスタイリッシュなミドルクラスステーションワゴンとして、大いに魅力的なモデルでした。
からの記事と詳細 ( 見た目もかなりイケてる! 魅力的なエンジンとスタイルのステーションワゴン3選(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/2YKDNyd
0 Comments:
Post a Comment