データなどを外部サーバーで管理する「クラウドサービス」を提供している米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は2日、日本でのサービスで障害が発生したと明らかにした。このサービスを利用しているインターネット証券各社で不具合が起きたほか、NTTドコモも一部サービスが利用しにくくなった。気象庁ホームページのデータ更新が遅れるケースも生じ、影響は広範囲に及んだ。
AWSによると、ネットワーク接続のための機器が故障したといい、復旧作業を進める。
ネット証券の松井証券では、株価情報の配信遅れや、サイトの接続に時間がかかるなどの不具合が確認された。SBI証券や楽天証券でも障害が起きたが、いずれもAWSを利用する会社から株価情報などを得ている。
みずほ銀行は、スマートフォン向けアプリが利用しにくい状態になった。
日本航空でも航空貨物の重量を管理するシステムにトラブルが発生した。羽田空港関係者によると、全日本空輸が羽田空港第2ターミナルで運用する発券システムの一部に不具合が生じたが、復旧に向かっている。 (共同)
関連キーワード
からの記事と詳細 ( Amazonのクラウドサービスで障害発生 ネット証券各社やNTTドコモ、気象庁など広範囲に影響 - 東京新聞 )
https://ift.tt/3kFwHC4
ビジネス
0 Comments:
Post a Comment