秋から冬にかけて、寒さをしのぐためにクルマのエンジンルームに入り込んでしまうことがある猫。そのままエンジンをかけてしまうと、猫が命を落としかねない。「猫バンバン」は、そうした悲しい事故を防ぐために、クルマのボンネットなどを叩く行為のことだ。「猫バンバン」の注意点や、その他の猫除け方法などについても解説しよう。 【写真で解説】気をつけて!車のこんなところに猫が!
寒くなったら要注意。エンジンルームに猫が潜り込んでる可能性あり!
日当たりの良い場所で、ごろりと寝そべって日向ぼっこをしている猫。彼らのそんな可愛らしい姿は、冷え込んできたこの時季には心までほっこりと暖かくしてくれる。一方で、猫たちにとっては、冬に暖かい場所を確保できるかどうかは死活問題である。そんな猫にとって、エンジンを切ったばかりのクルマのエンジンルームは、暖を取るのに最適な場所だ。 JAFによると、2020年1月の1か月だけでも、「エンジンルームに猫が入り込んでしまった」という要請は、全国で42件もあり、そのうちエンジン始動後に気付いたより深刻なケースは9件だった。万が一、猫がエンジンルームに入り込んでいることに気付かずエンジンをかけてしまうと、エンジンベルトに猫が巻き込まれる場合があるという。このような事態になれば、猫がエンジンの熱で火傷などを負うばかりか、最悪の場合死に至ることもある。
エンジンをかける前の優しさ「猫バンバン」を忘れずに
可愛い猫の命を守るため、そして痛ましい事故を防止するために実践したいのが「猫バンバン」だ。これは、エンジンをかける前にクルマのボンネットなどエンジンルーム付近を「バンバン」と手で叩いて知らせてあげる行為のこと。こうすることで、猫が驚いてエンジンルームから出てくるのだ。ほかにも、クルマのホーンを “プッ“ と鳴らすことや、ドアを開閉するなどの方法もあるようだ。 しかし、JAFによると「猫バンバン」は有効ではあるが、万能ではないという。ボンネットなどを叩いた後も、念のため耳を澄ませて鳴き声がしないか確認をしてほしい。臆病な猫だと、音に驚いてエンジンルームのさらに奥へと潜り込んでしまうケースもあるという。そのため、ボンネットを開けて中を確認することが最も確実な方法であるようだ。
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