総務省は30日、2020年国勢調査の確定値を発表した。20年10月1日現在の秋田県の人口に占める65歳以上の高齢者の割合(高齢化率)は前回比3・7ポイント増の37・5%で、10年と15年調査に続き3回連続で全国最高だった。一方、15歳未満の年少人口の割合は9・7%で全国最低。少子高齢化がさらに進んだことが鮮明となった。
県人口は前回比6・2%減の95万9502人。減少率は5回連続で全国最大だった。国勢調査で県人口が100万人を割るのは1930年以来、90年ぶり。
高齢者は前回比4・2%増の35万9687人。高齢化率は過去最高だった。
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