7日の東京株式市場は、日経平均株価が前日の終値から一時400円近く値上がりし、4月9日以来、約5カ月ぶりに3万円台の高値をつけた。7営業日連続で伸びており、新内閣発足への期待感や新型コロナウイルスの感染者の減少傾向を市場が好感している。
午前の終値は前日より235円03銭高い2万9894円92銭。菅義偉首相が自民党総裁選の不出馬を表明した3日から、3営業日で上げ幅は一時1500円を超えた。東京証券取引所第1部の全体の値動きを表すTOPIX(東証株価指数)も約31年ぶりの高水準だった前日からさらに続伸。主要33業種の大半が上昇し、空運や小売りなどコロナが悪影響を与える業種の上昇も目立っている。
野村証券によると、日本株は製造業を中心に業績が回復していたが、国内の感染再拡大やワクチン接種の遅れ、内閣支持率の低迷を背景に売りが先行し、3万円台を割った今春以降、低迷していた。菅首相の自民党総裁選不出馬に加え、新規感染者数の減少などで懸念材料が解消されつつあり、幅広い銘柄に買いが入っているという。(稲垣千駿)
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