Monday, September 20, 2021

GTOエンジニアリング、「スクアーロ」のスケールモデルをグッドウッド・リバイバルで初公開 - MotorFan[モーターファン]

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英国・バークシャー州トワイフォードを拠点に、クラシック・フェラーリのレストア/整備/パーツ供給/イベントサポートなどを行う「GTOエンジニアリング(GTO Engineering)」は、現在開発中のオリジナルスポーツカー「スクアーロ(Squalo)」のハーフスケールモデルを、9月17〜19日に開催されたグッドウッド・リバイバルで公開した。

GTO Engineering Squalo

GTOエンジニアリング初のオリジナルスポーツカー

GTO エンジニアリング、グッドウッド・リバイバルで開発を続ける「スクアーロ」のスケールモデルを公開
スクアーロは、これまでクラシック・フェラーリのレストアビジネスを手掛けてきたGTOエンジニアリングが、初めて独自に開発したスポーツカーとなる。

英国・チチェスターのグッドウッド・モーター・サーキットを舞台に開催されたグッドウッド・リバイバルにおいて、スクアーロのハーフスケールモデルが初めて一般公開された。現在、トワイフォードのファクトリーにおいて開発が続けられているスクアーロは、GTOエンジニアリングが初めてゼロから開発したスポーツカーとなる。

スクアーロは、最高出力460bhp以上を発揮する4.0リッターV型12気筒クワッドカム自然吸気エンジンに、ヒューランド製5速マニュアルギアボックスと、リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)を組み合わせて後輪を駆動。1960年代のクラシカルなデザインに、現代の最新技術や素材を組み合わせることで、1000kgを下回る車両重量の実現を目指している。

グッドウッドのファンの前で大きなアピールに

GTO エンジニアリング、グッドウッド・リバイバルで開発を続ける「スクアーロ」のスケールモデルを公開
今回、グッドウッドに集まった多くのモータースポーツファンに向けスケールモデルを公開したことで、GTOエンジニアリングはスクアーロの発売に向けて大きなアピールを行うことになった。

今回のグッドウッド・リバイバルにおいて、GTOエンジニアリングのブースに展示されたハーフスケールモデルは、スクアーロの最終的なスケール/サイズ/デザイン決定の際に使用されたもの。また、メインライトとウインカーを備えた、実際の車両に採用される予定のフロントライトユニットも展示。エンジニアも常駐しており、パワーユニットやヒューランドと共同開発中のギヤボックスに関する質問にも答えていた。

GTOエンジニアリングの創業者であり、マネージングディレクターを務めるマーク・ライオンは、今回の展示について次のようにコメントした。

「2021年のグッドウッド・リバイバルで、スクアーロのハーフスケールモデルを初公開することができました。スケールモデルが公の場で展示されるのは初めてのことですし、グッドウッド・リバイバルは世界屈指のモータースポーツの祭典です。世界最高峰のモータースポーツの祭典で、皆さんにスクアーロを見ていただく素晴らしい機会になりました」

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