
超希少なロータリーエンジン搭載バイク
かつてノートン・モーターサイクルでロードレース用ロータリーエンジンの開発を続けた人物Brian Crighton(ブライアン・クライトン)氏によるブランド「Crighton Motorcycles(クレイトン・モーターサイクルズ)」は、ロータリ-エンジン搭載の新型モデル「CR700W」を公開しました。 【動画】懐かしのロータリーサウンドを奏でるCrighton Motorcycles「CR700W」を見る 1988年から1994年にかけて行われたノートンRCW588レースプロジェクトや、2009年に生まれ変わったノートンブランドのもとでNRV588のアイデアを復活させたブライアン・クライトン氏は、2013年に自身のブランドでCR700Pを発売させ話題を集めてきました。 ギヤボックスとクラッチを含めて43kgと軽量でありながら、最高出力220ps/10500rpm、最大トルク105lb-ft/9500rpmを発揮する排気量690ccの2ローター・エンジンを搭載するCR700Wでは、ハウジングに鋳造アルミニウムを使用。 ローターとハウジングの摺動面に備えられたアペックスシールには窒化珪素セラミックスを採用し、その他の摩擦が起きる箇所にはすべてモリブデンとニカシルのメッキコーティングを施すことでゼロに近い摩耗特性を実現しているといいます。
また、Spondon社製のアルミ合金製フレームを採用したCR700Wでは、ダイマグ製のカーボンホイールなどを採用することで約130kgという軽量な車重に仕上げられています。 CR700Wの発表に際し、ブライアン・クライトンは次のようにコメントしています。 「CR700Wは、さまざまな意味で私のキャリアの集大成です。私の優秀なリードエンジニアであるShamoon Qurashiと一緒に開発したこのモデルには、私のエンジニアとしての知恵が最大限に凝縮されています。その結果、究極のトラック&レーシングモーターサイクルが誕生したのだと思います」。 ※ ※ ※ 二輪・四輪含め、2012年に生産を終了したマツダ「RX-8」以来となるロータリーエンジン搭載車CR700Wの価格は11万6000ドル(日本円で約1320万円)、25代限定で生産される予定です。
バイクのニュース編集部
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