仮想通貨取引所FTXに対する捜査が続く中、FTXの元エンジニアリング部門責任者ニシャド・シン氏は、FTXとアラメダリサーチの元幹部ゲイリー・ワン氏やキャロライン・エリソン氏に続き、検察当局との間で司法取引について協議したという。
ブルームバーグの報道によると、シン氏は、1月2日の週にニューヨーク州南部地区連邦検事局で行われたプロファーセッションに出席した。プロファーセッションでは検察当局と被疑者・弁護人との間で開かれ、司法取引について協議が行われる。検察当局は、シン氏がFTX創業者サム・バンクマン-フリード氏に対する訴訟で提供できる貴重な情報を持っているかどうかを判断しようとしたようだ。
バンクマン-フリード氏は選挙資金規正法違反にも問われており、検察当局はシン氏がFTX社の政治献金について知っていたことに関心を持っているという。
シン氏は長年にわたって多額の政治献金を行っており、検察がFTXの政治活動をより深く調査するのに役立つ可能性がある。
彼の協力によって、彼の情報が貴重なものであると判断されれば、司法取引が行われることになるだろう。
ワン氏やエリソン氏は既に検察当局と司法取引を行っているが、連邦検事のダミアン・ウィリアムズ氏は昨年12月、FTXとアラメダの不正行為に関与した者に対し、「我々が訪問する前に出頭した方が良い」と警告を発していた。
1月5日、米証券取引委員会が、FTX問題に絡みシン氏を調査していると報じられていた。
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