Sunday, September 6, 2020

ヤマハ発が1Lエンジンの新型4輪車を北米投入 コロナ需要狙う - ITpro

 ヤマハ発動機は2020年9月、オフロード専用の新型4輪車を北米市場に投入する。同月4日に発表した。名称は「Wolverine RMAX 1000」。「ROV(レクリエーショナルオフハイウェイビークル)」と呼ぶ領域の製品で、北米市場で特に人気が高い。2人乗りと4人乗りの2モデルを用意する。排気量1Lのガソリンエンジンを搭載し、あらゆる速度域でトルクを高めた。凹凸が大きい路面でも走りやすい。同社は新型コロナウイルスによるアウトドア需要の拡大を追い風に攻勢をかける。

ヤマハ発動機のオフロード専用の新型4輪車「Wolverine RMAX 1000」。2人乗りと4人乗りの2モデルを用意する。(出所:ヤマハ発動機)

ヤマハ発動機のオフロード専用の新型4輪車「Wolverine RMAX 1000」。2人乗りと4人乗りの2モデルを用意する。(出所:ヤマハ発動機)

[画像のクリックで拡大表示]

 「コロナ禍でも米国では趣味性の高い製品が売れている。この動向を商機と見る」――。ヤマハ発社長の日髙祥博氏は、2020年5月にオンラインで開いた同年第1四半期(1~3月)の決算会見でこう述べていた。1Lエンジンを備える新型4輪車を武器に、米国市場での躍進を狙う。

 搭載するのは、直列2気筒横置き(パラレルツイン)の水冷4ストロークエンジン。1気筒当たりのバルブ数は吸排気を合わせて4個で、DOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)を採用した。内径(ボア)93.0mm×ストローク(行程)73.5mm。圧縮比は11.2である。

 2019年~21年の中期経営計画で示したROV用のプラットフォームを採用し、台車部分の共通化でコスト低減を図った。ヤマハ発の米国グループ会社Yamaha Motor Manufacturing Corporation of America(YMMC)で生産する。

 車両寸法は、2人乗りモデルで全長3030×全幅1679×全高1976mm、ホイールベースは2202mmである。車両質量は837kgだ。

 車両価格は、2人乗りが1万9799米ドル(1米ドル=106円換算で約210万円)、4人乗りが2万1299米ドル(同換算で約226万円)。発売後1年間の計画販売台数は、2人乗りが5400台、4人乗りが3900台に設定する。

Let's block ads! (Why?)



"エンジン" - Google ニュース
September 07, 2020 at 09:45AM
https://ift.tt/359SQm4

ヤマハ発が1Lエンジンの新型4輪車を北米投入 コロナ需要狙う - ITpro
"エンジン" - Google ニュース
https://ift.tt/2rmJ7HA
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment