OHVは「Over Head Valve(オーバーヘッドバルブ)」の略語で、エンジンの頭部であるシリンダーヘッドに動弁機構を設置し、シリンダーブロック側にカムシャフトが備えられ、プッシュロッドと呼ばれる棒状のパーツを介してバルブの開閉をおこなう方式です。 1940年代では一般的だったサイドバルブに比べて、OHVは燃焼室形状設計の自由度の高さや高回転化が可能で、燃費の改善や出力向上が図られました。 しかし、さらに高性能化に有利なSOHCが1970年代に普及すると、1980年代には一部のクロスカントリー車を除く国産乗用車から淘汰されていくことになりました。 一方で、過去にはOHVエンジンでもスポーティな走りを実現していたクルマも存在。そんなOHVエンジンで頑張っていた国産車を5車種ピックアップして紹介します。
●三菱「ギャラン FTO」
現在は、SUV、ミニバン、コンパクトカー、軽自動車を販売している三菱ですが、過去には魅力的なスペシャリティカーや、高性能モデルを数多くラインナップしていました。 スポーティカーのニーズが高まり始めていた1970年には、スタイリッシュな外観の2ドアファストバッククーペの「コルトギャランGTO」がデビュー。日本車離れしたスタイリッシュな外観で人気となりました さらに1971年にはギャランGTOの弟分にあたるスポーティカーの「ギャランクーペFTO」を発売。 既存の1.4リッター4気筒OHVエンジンを転用し、ボディパーツも既存の車種から流用することで、開発期間の短縮とコストダウンを図り、スタイリッシュながら安価な価格設定を実現して、より若い世代に訴求しました。 スタンダードモデルの「GI」と「GII」のエンジンは最高出力86馬力です、トップグレードの「GIII」にはツインキャブの装着とシリンダーヘッド周りの専用チューニングが行われ95馬力を発揮。 軽量コンパクトな車体と相まって、優れた走行性能を獲得していました。 しかし、発売から2年後の1973年、マイナーチェンジでOHCの1.6リッターエンジン搭載車の登場と、1.4リッター車も新開発のOHCエンジンにスイッチされ、OHVエンジン車は短命に終わりました。
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September 21, 2020 at 04:15AM
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前時代的だけど性能は一級品だった! OHVエンジンだけど頑張った国産車5選(くるまのニュース) - Yahoo!ニュース
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