車に搭載されたコンピューターに特殊な機器を使って不正にアクセスしてエンジンを動かす方法で高級車を盗んだとして、大阪の会社員ら2人が逮捕・起訴されたことが捜査関係者への取材で分かりました。
兵庫県警などは、全国各地で高級車の盗みを繰り返していたとみて調べています。
逮捕・起訴されたのは、大阪・堺市の会社員、郷敦行被告(38)と、さいたま市の無職、児島敬一被告(43)の2人です。
ことし2月、千葉県内の駐車場で高級車「レクサス」に搭載されたコンピューターに特殊な機器を使って不正にアクセスして、エンジンを始動させ盗んだ罪などに問われています。
エンジンを始動させたりドアをロックさせたりする「CAN信号」という信号に介入する方法とみられ、車の防犯に詳しい専門家によりますと「CANインベーダー」と呼ばれています。
捜査関係者によりますと、調べに対して郷被告は「ことし2月ごろ知人から機器を買った。盗む時間を短縮できた」と供述しているということです。
兵庫県警などは、使われたとみられる機器を初めて押収し、解析を進めるとともに詳しい入手経路などについて捜査しています。
被告らのグループは5年前からことしにかけて、全国各地で高級車の盗みを繰り返していたということで、警察は被害総額がおよそ10億円に上るとみて調べています。
からの記事と詳細 ( 特殊機器でアクセスしエンジン始動 高級車窃盗の罪で2人起訴|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
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