足まわりの衝撃吸収性や収斂性も3代目グロムは優れており、ターンインからフルバンクまでの動きも実に素早い。ただし、直進安定性などハンドリングや車体の安定感という部分では従来型の方が落ち着いている感じだ。それらの違いを安心感と取るか、重さと取るかはライダー次第である。 ライディングポジションも3代目グロムはシート座面がフラットになって気楽な感じになったし、体重移動もスムーズだ。2代目グロムのシートは座面にくぼみがある形状で、これはこれで下半身の収まりは良かったのだが、前後の体重移動などを妨げる場合がある。 総じてそのフィーリングは、2代目グロムは落ち着いた昔ながらの「4ストミニ」、3代目グロムは全体の精度が向上したモダンな乗り味になっている。たとえるなら2代目グロムが落ち着いた大型犬で、3代目グロムは機敏なネコ科。 2代目グロムのエンジン・車体は2013年登場の初代からキャリーオーバー、基本設計が8年も違うのだからこの違いは当然だ。
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