11月8日、カワサキモータースの伊藤浩社長はミラノショーでの記者会見で、社長就任時から存在を明らかにしていた水素エンジンのバイクついて実用化を宣言した。世界的にエンジンから電動車へ流れが向かう中で、カワサキは内燃機関の可能性を追求する。
水素エンジンバイクの実用化は2030年初頭が目標
カワサキは、H2のエンジンをベースにしたバイク用水素燃料直噴エンジンを開発しており、2022年9月にはこれを搭載した4輪バギー「研究用オフロード四輪車」をデモ走行させている。エンジンは回り出しており、これがいかにバイクのパッケージに搭載されるかが注目されていた。
そして、10月のミラノショーでカワサキモータースの伊藤社長は、水素燃料直噴エンジン単体を初披露。2030年初頭の実用化を記者の前で宣言したのだ。さらに、動画や画像でカワサキがイメージする「Hydrogen Motorcycle(水素バイク)」を初公開した。
水素バイクはニンジャH2 SXがベースになっており、パニアケースに水素燃料のタンクを搭載している。燃料はエンジン直噴式で、H2のスーパーチャージド機構は継続。タービンは赤→ブルーに塗られおり、水素のイメージカラーをアピールしている。
水素エンジンのパワーや航続距離など不明だが、ガソリンエンジンがEVに切り替わっていくであろう2030年代に、カワサキは新たな内燃機関を利用したバイクをリリースする将来像を示している。また、これ以前にもカワサキは、2023年にEVを2車種、2024年にはハイブリッドバイクを発売予定だ。
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