Sunday, November 13, 2022

日鉄エンジニアリングとブライセンがAI領域で協業を開始 - PR TIMES

misaltag.blogspot.com 日鉄エンジニアリングは、これまで培ってきたエンジニアリング(EPC)技術、オペレーション&メンテナンス(O&M)技術、プロセス制御技術にAI技術を組み合わせて、プラントが最適な状態で自立的に操業を継続することを目指す統合プラットフォームThink Platform®️を構築し、2017年から環境・エネルギー分野を中心にグループ企業が維持管理するプラントに適用し、継続的な開発に取り組んでまいりました。

ブライセンはアノテーション事業※2において国内シェア1位でかつ自動車メーカー向けなどにデータセントリックサービス※3、MLOpsサービス※4を幅広く展開しております。Think Platform®️は、プラント引き渡し後も日々進化する技術を取り入れ、プラントそのものが進化し、最終的には自立的な操業を実現することをコンセプトとしており、サービス拡充にあたっては操業データの利活用や維持管理が鍵となります。そこでAI品質向上、運用フェーズでのサービス維持向上などを目的として包括的に協業することによりThink Platform®️の操業データ解析能力を強化し、プラント操業のさらなる自立化を目指します。

今回の協業を通じ、両社は、日鉄エンジニアリングのプラント設計・操業ノウハウとブライセンのデータソリューション技術を融合しThink Platform®️のサービスを拡充することで、日鉄エンジニアリンググループが維持管理するプラントだけでなく他社が操業するプラントや製造業等、広く一般のプラントへサービス展開を進め、安心・安全で持続可能な社会・産業インフラの構築に向け、引き続き貢献してまいります。

【システム概要と協業内容】

※1 Think Platform®️、Think Plant®️、DS Cloud®️ は、日鉄エンジニアリングの登録商標です
Think Plant®️はThink Platform®️からの機能アップデートで日々進化することをコンセプトとしています
※2 アノテーションとは、AIの学習に使用する大量の教師データを作成(タグ付け)する作業をいいます
※3 データセントリックは、性能向上のためにモデルやアルゴリズムではなく、データを改善する「データ中心」のアプローチ手法です
※4 MLOpsは、Machine Learning Operations の略で機械学習モデルの実装から運用までのライフサイクルを円滑に進めるための管理体制(機械学習基盤)を築くこと、またはその概念全体を指します

日鉄エンジニアリング株式会社は、1974年に新日鉄(現、日本製鉄)のエンジニアリング部門としてスタートして以降、40年以上にわたり製鉄プラント・環境・エネルギー・都市インフラなどの、各種プラントの建設から操業・保守までグローバルに事業を展開する。これまでに培ってきたドメイン知識にAI技術を組み合わせ、プラントの自立的操業の実現を目指す統合プラットフォーム「Think Platform®️」を構築しグループ企業が維持管理するプラントに適用している。今回の協業により「Think Platform®️」のサービス拡充を図り、グループ企業が維持管理するプラントだけでなく他社が操業するプラントや製造業等、広く一般のプラントへサービス展開を加速する。
 

株式会社ブライセンは38期を迎えるソフトウェアITソリューション会社。画像処理技術、画質調整技術、組込ソフト開発技術、を高めてきた事で、AIが必要とする正確なデータ取得から、顧客課題解決、価値創造を行なってきている。海外子会社(韓国、ベトナム、ミャンマー、カンボジア)に総勢1,000名規模でオフショア開発、アノテーション対応、海外展開拠点としてグローバルに展開。その経験を活かし、今回の協業において「Think Platform®️」サービス拡大に向け技術支援、運用支援をおこない、プラント分野他活動の幅を広げる。

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