ミラノショーでイタリアのファンティック(FANTIC)が発表したキャバレロ700(CABALLERO700)は、2023年夏頃日本に入荷しそうだ。ヤマハMT-07と同じ並列2気筒エンジンは日本製が搭載されるだろう。
写真:河野正士/ファンティックキャバレロ700のCP2エンジンはヤマハが日本で生産
ファンティックが突如発表したシリーズ最大排気量のキャバレロ700はMT-07のエンジンと外観が一致しており、MT-07の並列2気筒689ccエンジンが搭載されていると思われたが、実際その通りでヤマハの磐田工場で生産されるユニットが搭載されるようだ。
一方、キャバレロ700の車体はファンティック製となっており、クロモリ鋼シングルバックボーンフレームにアルミ製スイングアームとマルゾッキ製径45mmフロントフォークを採用。足まわりはフロント19インチ、リア17インチサイズのスポークホイールとしている。
メーターは3.5インチTFTディスプレイを採用し、2023年型MT-07と同様にブルートゥースでスマートフォンと連携が可能だ。日本国内での発売時期は夏頃で価格は未定。欧州での目標価格は1万ユーロ(約145万円)と発表されている。
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CABALLERO700欧州仕様 [FANTIC] シリーズ最大排気量の700が登場。車重はMT-07の184kgよりも軽量な180kgとアナウンスされている。タンク容量はMT-07と同じ14Lだ。
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ファンティックの発表によるとコーナリングABSやトラクションコントロールを装備しているので、MT-07よりも電子制御は進んでいると思われる。カラバリは赤と青の2色だ。
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CP2の刻印の入った並列2気筒エンジンを採用。270度位相のクランクシャフトで実質90度Vツインと同じ爆発間隔となるバランスの良い出力特性のエンジンだ。
2023年型MT-07欧州仕様主要諸元(参考)
・全長×全幅×全高:2085×780×1105mm
・ホイールベース:1400mm
・シート高:805mm
・車重:184kg
・エジンン:水冷4ストローク並列2筒DOHC4バルブ 689cc
・最高出力:73.4PS/8750rpm
・最大トルク:6.8㎏-m/6500rpm
・燃料タンク容量:14L
・変速機:6段リターン
・ブレーキ:F=Wディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=120/70ZR17、R=180/55ZR17
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