Saturday, April 18, 2020

ときメモ、PC原人、ギャラガ'88、じっくり味わいながら楽しみたい「PCエンジン mini」の懐ゲー10選 - @DIME

『ファミリーコンピュータ』や『プレイステーション』などの家庭用ゲーム機を小型化してレトロゲームを多数収録したミニシリーズ。20代~40代を中心に人気を集め、なかでも1987年に発売された『PCエンジン』を再現した『PCエンジン mini』は、コンパクトサイズながら国内外の合計58タイトルを収録して話題を集めた。懐かしのタイトルからマニアックなタイトルまでバラエティ溢れるラインナップから、発売元のKONAMI開発スタッフによる厳選ゲームをコメント付きで紹介しよう。

『PCエンジン mini』はKONAMIより発売中。価格1万500円(税抜)。58タイトル収録。コントローラー1個付き。

『PCエンジン mini』のタイトル選択画面。ここから収録されているゲームを選んでプレーする。

スクリーン設定画面。『PCエンジン mini』には、5種類の画面表示が用意されている。携帯型ゲーム機だった『PCエンジンGT』の画面表示を再現したモードもある。

今回のタイトルをピックアップしてくれたコナミデジタルエンタテインメントの吉室純さん。「コントローラーのランスイッチとセレクトスイッチの同時押しで、進行中のゲームをそのままセーブできます。この機能を使えば難しいゲームも何度も挑戦してクリアできるはずです」

『ギャラガ’88』(1988年)

人気ゲーム『ギャラガ』の1988年版。「いの一番にやって欲しいです。『PCエンジン』の最初期にアーケードゲームを移植したゲームですが、色も綺麗ですし、ゲームセンターのタイトルを『PCエンジン』に移植したらどうなるか、すごく綺麗な答えになっています。いまプレーしても絵的に華やかでドット絵のピクセル感もよく出ています。小さいお子さんから大人まで、どんな人でもプレーすればすぐにルールがわかるゲームです」

『あっぱれ!ゲートボール』(1988年)

ゲートボールを題材にした異色のタイトル。チームとしての戦略性が必要でシンプルながら奥深いゲーム。「eスポーツ世代には、今回を機会にぜひプレーしてほしい。ゲートボールを忠実に移植しています。いまはなかなか聞かなくなったゲートボールのルールが覚えられます。当時もゲートボールのゲームは全然なかったですね。そういう意味でも楽しんでもらえれば」

『PC原人』(1989年)

『PCエンジン』でしか発売されていないゲーム。史上最強の石頭を持つ原始人・PC原人が頭突きで攻撃をするアクションゲーム。「象徴的なキャラクターを出して、『PCエンジン』のアクションゲームといえばこれだというものを作りたいということで生まれたゲームです。横スクロールアクションゲームといえば『スーパーマリオブラザーズ』がありますが、『PCエンジン』だからキャラクターが大きいし、いろんなコミカルな動きが面白いです。国内でも知られていますが、海外で『PCエンジン』といえば必ず名前が挙がるキャラクターです。ちなみに海外では「BONK」と呼ばれています。『PCエンジン mini』では国内版を収録していますが、海外版の続編『BONK’S REVENGE』、そして外伝になるシューティングゲーム『AIR ZONK(PC電人)』も収録しているので、シリーズをプレーして欲しいです」

『R-TYPE』(1989年)

人気アーケードゲームの移植作。当時は移植の完成度の高さで人気を集めた。今回収録されたのは『PCエンジン』版の『Ⅰ』と『Ⅱ』をまとめた北米版を収録。「当時のアーケードゲームは最初のところは繰り返し遊んでもらえるようになっていますが、やりごたえがないといけないので後半になるとどんどん難しくなっていきます。『PCエンジン mini』でもゲームバランスは当時と変えていないので、歯ごたえあって遊べると思います」

『源平討魔伝』(1990年)

地獄から蘇った「平景清」を操作して「源頼朝」を倒すアクションゲーム。当時としては画期的な巨大なキャラクターが人気だった。「アーケードゲームを『PCエンジン』に移植したら、ここまで再現できると体現化したソフトだと思います。大きなキャラクターを動かして、アーケードに負けないようなゲームができると思い知らされたゲームなので、ぜひプレーしてほしいです。アーケード版と『PCエンジン』版は少しだけバランスが違うところもありますが、難易度は変わらないと思います」

『J.J.&JEFF』(1990年)

海外版のゲーム。ドジな探偵2人組の「J.J.」と「JEFF」が資産家を助け出すために、行く手を阻む敵や障害物を蹴散らして進むアクションアドベンチャーゲーム。「最初期の『PCエンジン』タイトルで、誰もが知っているゲームの海外版です。ステージは6-4まであり、けっこうなステージ数があります。後半に行けばどんどん難しくなって、制作者の方々も1回しかクリアしたことがないと言っていました。『PCエンジン mini』のセーブ機能を使って、ぜひクリアしてください」

『スーパー桃太郎電鉄Ⅱ』(1991年)

社長となって日本全国を旅しながら資産額を競うすごろく型ボードゲーム。このタイトルで初めて「キングボンビー」が登場した。「いまは4人同時プレーが主流ですが、当時の『PCエンジン』では5人同時プレーが可能で、今回も5人同時プレーに対応しています。発売されたのが1991年12月なので、懐かしい物件やキャラクターが登場し、バブルが終わった直後のなつかしい日本を感じることもできます。いまの『桃鉄』に繋がる面白さが凝縮されています」

『忍者龍剣伝』(1992年)

龍の一族の末裔であるリュウ・ハヤブサが父親の仇を討つために戦う横スクロールアクションゲーム。『PCエンジン』版はグラフィックを新規に書き直してサウンドも一新した。「元々の『忍者龍剣伝』はアーケードや『ファミコン』でも発売されていました。『NINJA GAIDEN』(コーエーテクモゲームス)というゲームの原点です。割とオーソドックスなゲームで1面は難しくはないですが、4面ぐらいから急に難しくなります。すぐ死んだり穴に落ちたりするので、なかなかやりごたえはあります。何度やられても何度でもやり直してください」

『ときめきメモリアル』(1994年)

恋愛シミュレーションゲームの先駆けというべきタイトル。個性豊かなヒロインたちと高校三年間を過ごし、ヒロインから告白されることを目指す。「じつは難しいゲームです。制作者目線でみると、音声やアニメーションがすごくて、よく当時ここまでのゲームを作ることができたのか驚きです。このゲームを作った一人が僕の上司なので、当時のことをゲーマー目線や制作者目線で聞いています。KONAMIらしい技術の継承はこのタイトルでいろいろできたかなと思います」

『銀河婦警伝説サファイア』(1995年)

西暦2092年が舞台。「対時間渡航犯罪捜査局」に配属された4人の美少女の戦いを描いた縦スクロールシューティングゲーム。女の子たちのキャラクターデザインは、明貴美加が担当。「アーケードカード」と呼ばれる仕組みを採用していた。「これは激ムズのタイトルで歯ごたえがあります。『PCエンジン』の最末期に発売されたソフトで、ハドソンとレッドカンパニーが制作しました。「最初からこれかよ!」というぐらい敵が堅くて倒しきれません(笑)。見応えあるし絵的にも面白いので、いまの大画面で遊んでも楽しいです」

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取材・文/久村竜二

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April 18, 2020 at 02:18PM
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