Monday, August 10, 2020

ホンダCBR1000RR-Rエンジンマニアック解説#1:シリンダーボア拡大の事情(WEBヤングマシン) - Yahoo! - Yahoo!ニュース

数えきれないほどの開発経験を持つプロですら引きつけられる。それほど’20ホンダCBR1000RR-Rのエンジン設計は突き抜けているのだという。史上最強の自然吸気インラインフォーとして歴史を刻んだRR-Rは、性能を追求し続けてきた直4の最後の金字塔となるかもしれない。数多くのエンジン設計に携わってきたベテラン設計者・エンジニ屋氏がこのエンジンをマニアックに掘り下げる。初回はシリンダーボア拡大にまつわる事情を解説する。 【マニアック解説:エンジニ屋】数多くのエンジン設計に携わってきたベテラン設計者。とりわけ高出力エンジンを愛し、その方程式を熟知するだけに、RR‐Rへの驚きを隠さない。

「とにかく小型化」という明確かつ強烈な意図

久しぶりにワクワクするエンジンを見せてもらいました。今後、他のメーカーがこれを超えるエンジンを作ることは至難の業だと思います。私自身もつい熱くなり、解説に異常な力が入ってしまいましたし、1000cc級並列4気筒の覇権を、BMWの1000RRからホンダが奪い返してくれたと思うと、同じ日本人として嬉しく誇らしく思います。ここではエンジンの写真や情報を基に、CBR1000RR-Rのエンジン技術についての解説や感想を記します。 まずエンジンを全体的に眺めて「オーソドックスなレイアウトではない」という印象を受けました。明らかに意図や意志があってこの形にしたのだなと感じられます。その意図とは「コンパクト化」に尽きるようです。 その大前提として、RR-Rのエンジンはシリンダーボアを従来の76mmから81mmへと5mmも拡大しています。こうすると、エンジンでいちばん長い部品であるクランクシャフトは、単純計算で(81-76)×3=15mmは長くなります。同様にシリンダーの幅も(81-76)×4=20mm広がって、シリンダーヘッドの幅もほぼ同じだけ広がってしまいます。ヘッド幅はフレームの幅に、クランクシャフトの幅はバンク角に直接影響しますから、いずれも車体レイアウトにいいことはありません。

Let's block ads! (Why?)



"エンジン" - Google ニュース
August 09, 2020 at 05:36AM
https://ift.tt/3adZ8Sb

ホンダCBR1000RR-Rエンジンマニアック解説#1:シリンダーボア拡大の事情(WEBヤングマシン) - Yahoo! - Yahoo!ニュース
"エンジン" - Google ニュース
https://ift.tt/2rmJ7HA
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment