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26日の東京株式相場は前日終値近辺で小動きとなっている。米国で景気減速を示唆する指標が出たことから新型コロナウイルスの感染再拡大の悪影響が意識されている。米国市場で、テクノロジー株から景気敏感株へのローテーションが巻き戻された流れを受けて、日本市場でも空運や自動車が売られ、任天堂や情報・通信などハイテク銘柄に見直し買いが入っている。
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<きょうのポイント>
野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、休場となる感謝祭を翌日に控えた米国株の売買高が落ち込む中で、「新規失業保険申請件数が増加したことがきっかけとなり新型コロナウイルスの再拡大による経済への悪影響が改めて懸念される」と話す。
前日の日経平均株価は買われ過ぎの水準でスピード調整が必要な環境にある。上昇の原動力だった景気敏感株に利益確定の売りが出ることで指数に重しとなり、日本株は小幅安となりそうとみる。
- 東証33業種では、輸送用機器、保険、機械、銀行、医薬品、陸運、建設、空運が下落寄与度上位
- 任天堂の上昇にけん引されたその他製品のほか、情報・通信、電機、サービス、化学などが上昇
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