Wednesday, November 25, 2020

日本株は空運や保険安い、情報通信や任天堂高い-感染再拡大を警戒 - ブルームバーグ

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Stock figures on a screen at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 29, 2020. Japanese stocks pared losses after the Bank of Japan’s policy decision and as U.S. futures bounced back following a global equity rout.

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

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26日の東京株式相場は前日終値近辺で小動きとなっている。米国で景気減速を示唆する指標が出たことから新型コロナウイルスの感染再拡大の悪影響が意識されている。米国市場で、テクノロジー株から景気敏感株へのローテーションが巻き戻された流れを受けて、日本市場でも空運や自動車が売られ、任天堂や情報・通信などハイテク銘柄に見直し買いが入っている。

  • TOPIXは前日比1.91ポイント(0.1%)安の1765.76-午前9時20分時点
  • 日経平均株価は9円78銭(0.04%)安の2万6287円08銭

<きょうのポイント>

  • 米新規失業保険申請、予想外の2週連続増-レイオフ再拡大を示唆
  • NY州、1日の新型コロナ感染者が6000人超え-4月以来で初めて
  • 米連邦公開市場委員会( FOMC)、債券購入ガイダンス「かなり早期」の強化を議論-議事要旨

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、休場となる感謝祭を翌日に控えた米国株の売買高が落ち込む中で、「新規失業保険申請件数が増加したことがきっかけとなり新型コロナウイルスの再拡大による経済への悪影響が改めて懸念される」と話す。

  前日の日経平均株価は買われ過ぎの水準でスピード調整が必要な環境にある。上昇の原動力だった景気敏感株に利益確定の売りが出ることで指数に重しとなり、日本株は小幅安となりそうとみる。

  • 東証33業種では、輸送用機器、保険、機械、銀行、医薬品、陸運、建設、空運が下落寄与度上位
  • 任天堂の上昇にけん引されたその他製品のほか、情報・通信、電機、サービス、化学などが上昇

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