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2021年08月12日(木)11:29 am
フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノットが、2022年仕様エンジンで使うことになるいくつかのパーツを今シーズン後半のレースで実戦投入する計画があることを認めた。
今週、イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』が、フェラーリは2022年には新設計となるF1エンジンを搭載することになるが、そのエンジンのパーツがいくつか2021年の最終版エンジンに組み込まれることになると報じた。
そして、ビノットはこのほど、この件に関して『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。
「レギュレーションでは、シーズン初めに新しいエンジンの認証を受けるものの、いくつかパーツを交換することは許されている」
「それゆえ、いくつかの変更を行うことはできるし、それが我々にとって大きな助けとなるだろうし、2022年型パワーユニット(エンジン)の先駆者としての役目も果たすだろう」
2020年シーズンのフェラーリは不振に陥り、メルセデスやレッドブル・ホンダからは1周あたり1.5秒もの差をつけられてしまっていた。
しかし、ビノットは、2021年にはそのギャップを「コンマ7秒ほど」に縮めることができていると語り、次のように続けた。
「それは1年前の差の半分以下だ」
「その6割はパワーユニットの改良によるもので、4割はシャシーを最適化したことによるものだと考えている。そして、今シーズン後半にはトップにもっと近づくことさえできると信じているよ」
ところで、2022年にはこれまでとは大きく異なる技術レギュレーションが導入されることになっており、F1マシンの見た目もかなり違ってくることが明らかになっている。
そして、ビノットはその新しい技術レギュレーションにより、これまでよりもマシンを革新するための“自由度”が減るのは確かだと認めている。
「非常に似た形状のクルマを目にすることになるし、2年から3年以内にはチーム間で大きな収束が起こるだろうと予想しているよ」
そう語ったビノットは次のように付け加えた。
「2022年中には、FIA(F1統括団体の国際自動車連盟)やほかのチームたちと共にこの自由度の減少が極端すぎないかどうか検討し、必要であればレギュレーション修正することも考えていく必要があると思っているよ」
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