米国の非農業部門雇用者数は7月にほぼ1年ぶりの大幅増を記録し、失業率は予想以上に低下した。景気が力強さを増す中、労働市場は完全回復に向けて一段と強い伸びを示した。
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政府機関の雇用は24万人増となり、民間部門も堅調な伸びを示した。
経済活動の再開を受け、特に娯楽・ホスピタリティー業界で労働需要が年初から急増している。一方、雇用者数はコロナ禍前の水準をなお570万人下回っており、多くの企業が過去最高に膨らんでいる求人件数を埋めるのに苦慮している。
州・地方政府の教育関連雇用が季節調整後で22万1000人増加し、全体を押し上げた。春季の雇用水準が低かったため、季節調整の結果、7月の数値が膨らんだ。
民間部門の雇用者数は70万3000人増。38万人増加した娯楽・ホスピタリティーがけん引役となった。ヘルスケアサービスや運輸・倉庫などでも雇用が伸びた。
労働参加率は61.7%にわずかに上昇。新型コロナウイルスの感染リスクや育児、失業保険給付の上乗せにより企業は求人に苦慮しており、それが労働参加率の低迷につながっている可能性がある。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題: U.S. Job Growth Exceeds Forecast as Unemployment Rate Falls(抜粋)
(統計の詳細を加え、更新します)
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