15日午前11時42分、小松空港に航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)の早期警戒機E2Dが緊急着陸し、20分間にわたり滑走路が閉鎖された。プロペラ系統の不具合があり、左エンジンを停止させた状態で降りた。三沢基地の整備員が空自小松基地で原因を調べる。同機が三沢基地に戻る日程は未定。搭乗員5人にけがはない。
小松基地によると、同機は日本海の訓練空域に向かうため午前7時41分に三沢基地を離陸したが、同10時24分に小松基地の北約350キロの洋上で不具合が発生。最も近かった小松空港に着陸した。
両翼にエンジンがあり、片側が停止しても飛行に支障はないという。同機は2019年3月に導入された。全国に配備されているE2Dで同種のトラブルは初めて。加治屋秀昭小松基地司令は「万が一のことを考慮して安全を第一に考えた処置であり、理解いただきたい」とコメントした。
緊急着陸の影響で札幌行き全日空便の出発が約20分遅れた。能美市の会社員北山浩一さん(51)が小松空港近くで着陸の様子を撮影した。

無断転載・複製を禁じます
からの記事と詳細 ( 左エンジン止め緊急着陸 小松に三沢所属空自機 滑走路を一時閉鎖|社会|石川のニュース|北國新聞 - 北國新聞デジタル )
https://ift.tt/3x3pXEd
0 Comments:
Post a Comment