Wednesday, May 25, 2022

排気量アップしたCP3エンジンを搭載したスポーツヘリテージ「XSR900」2022年モデルを発売 ヤマハ発動機 - fabcross for エンジニア

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ヤマハ発動機は2022年5月25日、スポーツヘリテージモデル「XSR900」をフルモデルチェンジし、「XSR900 ABS」として2022年6月30日に発売すると発表した。新たなスタイル、排気量アップ、軽量新フレームと軽量ホイール、運転支援技術などを採用している。価格121万円(税込)。

コンセプトは、The Expert of Equestrian(伝統馬術のエキスパート)。デザインは、ヤマハレーシングヘリテージを反映した新スタイルとなっており、単なるレトロデザインではなく、最新スポーツモデルを作りこむテクノロジーを融合させている。

また、新エンジンを採用。845cm3から888cm3へと排気量アップしたCP3(クロスプレーンコンセプトの3気筒)エンジンを搭載している。ピストン、コンロッド、クランクシャフト、クランクケースなど、主要パーツのほとんどを新たに設計。軽量に仕上げている。

新フリクションプレートを織り込んだアシスト&スリッパ―クラッチ、レシオを最適化した(1、2速をハイギアード化)トランスミッションを採用し、新エンジンとのバランスを図っている。乗り味は専用に作り込みを実施。狙ったラインでセカンダリーロードを気持ちよく走行できるハンドリング性能となっている

軽量新フレームと軽量ホイールは、最新の鋳造技術を採用。最低肉厚1.7mmのフレームは、デザインの自由度を大きく高めている。また、縦、横、ねじり剛性を最適化し、とくに横剛性を従来に比べ約50%アップ。リアフレームは専用設計により、水平基調で低く構えたシルエットとなっている。

新設計のリアアームは、従来比で55mm延長、ホイールベースをやや長くして直進安定性を強めている。ホイールは、従来に比べ約700g軽量化。バネ下重量を低減している。

50%の小型化、40%の軽量化を図った「IMU(Inertial Measurement Unit)」により、運転操作を支援。IMUの情報を受け取って車両側にフィードバックする「ECU(Engine Control Unit)」には、トラクションコントロールシステム、スライドコントロールシステム、リフトコントロールシステムを織り込んでいる。また、新丸型LEDヘッドランプやフルカラーTFTメーターを採用している。

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プレスリリース

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