トヨタ自動車と日野自動車は両社が兄弟車として手がける小型バス「コースター」と「日野リエッセⅡ」の販売を2023年3月に再開する。一部改良予定モデルのうち、トヨタが開発した「1GDエンジン」を搭載する一部モデルのみを発売する。同エンジンは認証不正の対象からは外れる。採用を予定していた日野自開発のエンジンは、必要な燃費改良のめどが立たず搭載を断念する。他エンジンなど代替案を検討していくという。
リエッセⅡはコースターのOEM(相手先ブランド)車両で、どちらもトヨタ傘下の岐阜車体工業(岐阜県各務原市)が生産を担う。元々、改良モデルの投入に向け1月初旬から生産を停止していたが、日野自の不正発覚で発売時期を延期していた。再販する改良モデルの生産台数や販売目標は非公表。
旧型は全車両で尿素SCR(選択触媒還元)装置を持つ日野自の「N04Cエンジン」を搭載していたが、モデル改良に合わせたラインアップ拡充の一環でトヨタ製エンジンの採用を決めていた。
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日刊工業新聞2022年10月24日
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