日産自動車は10月28日(現地時間)、ラスベガスで11月1日~4日(現地時間)に開催される「2022年SEMAショー」にて、EV(電気自動車)、ストリートトラック、オフロードトラックなど、オーナーのカスタマイズ心を刺激する多彩なカスタムカーを展示すると発表した。
電動化されたサニートラック
サウスカロライナ州にあるTommy Pike Customs(TPC)のオーナーであるトミー・パイク氏が所有する1987年式「サニートラック」は、日産リーフの電気駆動モーターと40kWhのリチウムイオンバッテリパックを移植。リーフのモーターはパワー147PS、トルク236lb-ftと、サニーがもともと搭載していた4気筒ガソリンエンジンの約2倍のパワーと3倍以上のトルクを発生するという。
パイク氏は、「サニーを購入したのは、日産の歴史と伝統の一部であり、特に右ハンドルであることが素晴らしいと思ったからです。今回サニートラックをEVに改造し、ブロック・レーシング・エンタープライズのカラーリングを施したのは、日産の伝統と現代のイノベーションに敬意を表する完璧な方法だと感じています」とコメント。
主なカスタムポイント
・日産リーフの電気モーター移植
・CNC加工によるモーターとトランスミッションのベルハウジングアダプター(特注品)
・「ハコスカ」用ワイドボディキット
・アルミ製バッテリボックス
・カスタムドライブシャフト
・LEDライトへの変更
・リアスプリング&サスペンションの強化
・日産「240SX(S13)」用フロントサスペンション(フロントコイルオーバー、ディスクブレーキ、ロアコントロールアーム含む)
・Brock Racing Enterprises(BRE)のカスタムカラーリング「46」
・クレムソン大学ICARが設計したカスタムユーザーインターフェイスディスプレイ
・Rotiform 17インチホイール
・TOYO TIRE「Extensa」(サイズ205/45R17)
レトロな雰囲気と最新テクノロジーを融合させたアリア
EVサニートラックと同じくTommy Pike Customsが手掛けた「アリア・サーフワゴン・コンセプト」は、BEV(バッテリ電気自動車)の「アリア」に、ウッドパネル風ラッピングなどレトロなデザインと現代のテクノロジーを融合させ、ビーチスタイルに仕上げた1台。
「スムージー」と呼ばれる20インチホイールにポリッシュ仕上げのステンレス製センターキャップ、ホワイトウォールタイヤ、7フィートのサーフボードを2枚収納できるカスタムルーフラック、そしてカスタムローダウンサスペンションを装備。実用性や機能性はそのままに、個性的な外観と用途を備えた。
Christina Roki氏の「フロンティア」ストリートトラックプロジェクト
日産自動車のインフルエンサー的存在のChristina Roki氏は「フロンティア」のストリートトラックプロジェクトを公開。ローダウン仕様のフロンティアは、2022年型フロンティア キングキャブSをベースに、パフォーマンス・ラボ・デトロイト製カスタムワイドボディキットと、ローダウンサスペンションなどの改造で、トラックを大胆にカスタマイズ。1990年代のミニトラックブームを彷彿とさせるデザインでラッピングした。
主なカスタムポイント
・パフォーマンス・ラボ・デトロイト製カスタムワイドボディキット
・カスタムローダウンサスペンション
・Terra Strada Designによるカスタムカラーリング
・Black Rhino Kaizenホイール(20インチ×9.5J)
・ブリヂストン「ポテンザ スポーツ」タイヤ(サイズ275/45R20)
・マグナフロー製ストリートシリーズ キャットバック エキゾースト(マフラー)
・タイガーT3ベッドカバー
・Aerowerkz製スモークヘッドライト
・MC Whips製の着色ウィンドウ
・アルカンターラ内装
・Bigtime Graphicssによるカスタムグラフィックラッピング
このほかにも、ニスモパーツを装着した新型「Z」やフォーミュラ・ドリフト参戦用「2023年型新型Z」、新型レーシングカー「Z GT4」なども展示するとしている。
からの記事と詳細 ( 日産、「EVサニトラ」や「アリアのサーフワゴン」「エンジン換装フロンティア」などカスタムカーをSEMAショーで初披露 - Car Watch )
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