AI=人工知能がダムに流れ込む水の量を予測して放流する最適な水の量やタイミングを提案し発電効率を最大にするシステムを確立したと、北陸電力と東京の大手エンジニアリング会社が発表しました。
AIを活用したダムの運用は国内で初めてで、両社は洪水の予防効果も期待されるとしています。
水力発電用のダムの運用は、気象予報やダムの上流に設けられた観測装置の降水データなどを参考に、運転員が経験や知識に基づいて放流する水の量やタイミングを決めています。
北陸電力とエンジニアリング大手のJFEエンジニアリングは、この運用の精度を高めようとAIを使ってダムの運用を手助けする国内で初めてのシステム開発に取り組み、実証実験を経て確立させたと発表しました。
このシステムでは、AIが気象予報などから放流する最適な水の量やタイミングを提案し、むだな放流を抑えて早期にダムの水位を回復させることができるということです。
また、ダムの水を適切に放流することで洪水の予防効果も期待されるとしています。
両社はこのシステムを10月から神通川水系の5つのダムで本格運用させ、来年度からダムを管理する全国の自治体や電力会社などに販売する計画です。
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