［イスタンブール／ワシントン ６日 ロイター］ - インドのデリーから米サンフランシスコに向かっていたエア・インディアの旅客機が、エンジントラブルの発生を受けてロシア極東地域の空港に緊急着陸を余儀なくされた。エア・インディアが６日発表した。
オホーツク海に面した都市マガダンの空港に緊急着陸したのはボーイング７７７機。エア・インディアによると、ロシア側の支援を受け、乗客２１６人と乗員１６人は現地のホテルに収容されている。
エア・インディアは、７日に代替機を派遣して乗客を当初の目的地まで送り届けると表明。「乗客の目的地への安全かつ最速の到達に万全を期すわれわれの取り組みに、関係当局は全面的に協力してくれている」と述べた。
ロシア航空当局は、マガダンの空港に着陸した機体の状況を点検しており、エア・インディアに対しては代替機の到着を許可したと明らかにした。
エア・インディアは乗客に関する詳しい情報は入手できていないとしている。
ただ米国務省の報道官は、旅客機の行き先を踏まえると米国人が搭乗していた「可能性は大きい」と語り、引き続き状況を注視しているとコメントした。
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