【ワシントン=船越翔】英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの臨床試験データに疑義が指摘された問題で、バイデン米政権のアンソニー・ファウチ首席医療顧問は23日、効果や安全性には問題がないとの認識を改めて示した。
アストラゼネカは22日、米国などで実施した大規模な臨床試験で、発症を防ぐ効果が79%に上ったとする結果を公表した。これに対し、米国立アレルギー感染症研究所が「古い情報が含まれ、有効性の見方に影響を与えている可能性がある」と指摘していた。
ファウチ氏は23日のABCニュースのインタビューで、アストラゼネカ製ワクチンは「非常に優れていると思われる」と強調した。不完全なデータがみられたことについては「発表資料へのデータの記載が正確ではなかった。平凡なミスだ」と説明した。
一方、アストラゼネカは23日の声明で、48時間以内に追加のデータを公表する意向を明らかにした。
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