船舶分野における排出ガス規制は年々強化されており、世界各地で環境負荷が低いLNG燃料船の導入が進められています。このような市場環境の中、環境性に優れたLNG燃料とディーゼル燃料の両方をフレキシブルに使用できるデュアルフューエルエンジンは、国際海事機関(IMO)3次規制を十分に満足でき、船舶からの温室効果ガス(GHG)排出量低減に寄与することから、近年注目が集まっています。
今後もYPTは、環境負荷低減に取り組み、エンジンをはじめとしたクリーンなパワートレインの開発を進め、お客様のニーズに応える最適なソリューションを提供してまいります。
- 船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY22ALDF」について
「6EY22ALDF」は、推進用デュアルフューエルエンジン開発で培った負荷変動追従性や高い熱効率といった特長を確保しつつ、高精度な空燃比制御技術によりエンジンを常に最適な燃焼状態に維持することで高い信頼性と安定した運転を実現しています。
6EY22ALDF主要目
型式 | 船舶用デュアルフューエル機関 |
機関型式 | 6EY22ALDF |
機関定格出力 | 800kW |
シリンダー数 | 6 |
シリンダー径×行程 | 220×320mm |
排気量 | 73L |
回転数 | 900min-1 |
使用燃料 | LNG(液化天然ガス)/船舶用重油 |
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
からの記事と詳細 ( 船舶用デュアルフューエルエンジン「6EY22ALDF」をLNG燃料大型石炭専用船向けに初受注 - PR TIMES )
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