20日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日に比べ160円ほど安い2万5400円台後半で推移している。日本時間20日朝の米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で、米ダウ工業株30種平均先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ工業株30種平均」の12月物が19日清算値から一時300ドル近く下げたのを受け、日本株にも売りが出ている。新型コロナウイルスの感染者数が世界的に増加するなか、経済活動の停滞があらためて懸念されている。東京市場はあすから3連休を控えて、いったん手じまい売りも出やすいようだ。
ムニューシン米財務長官は19日、米連邦準備理事会(FRB)と共に打ち出した一連の緊急融資プログラムについて、一部を期限となる12月31日以降は延長しない方針を示したと伝わったのも、米株価指数先物などの売りを促したようだ。もっとも、ダウ先物の下げ止まりとともに、日経平均もその後は下げ渋っている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。ファストリ、ダイキン、テルモ、中外薬が下落している。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、東エレク、日東電が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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