Wednesday, March 10, 2021

第697回:【Movie】3.8リッター波動エンジン搭載! 大矢アキオが「日産GT-R50 by Italdesign」を試す 【マッキナ あらモーダ!】 - webCG

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名門デザイン会社の新ビジネス

イタリア・トリノのイタルデザイン本社から「日産GT-R50 by Italdesign」に乗ってみませんかとの誘いが届いた。

「日産GT-R NISMO」をベースに、日産とイタルデザインが共同開発したこのスペシャルモデルの概要は、すでに本サイトで紹介されているので、そちらをご覧いただこう。

誕生するまでの経緯を振り返ってみる。

イタルデザインは2015年にフォルクスワーゲン(VW)グループの完全な傘下となった。より詳しく言うと組織内ではアウディのオペレーション下にある。

翌2016年、イタルデザインの新規事業として社内に超限定生産部門「ウルトラ・リミテッド・シリーズ・プロダクションズ(ULSP)」が立ち上がる。1968年の創業以来培ってきたプロトタイプや少量モデルの生産技術を駆使し、ブランドを問わず、選ばれた顧客のために車両を製作・提供するサービスである。

イタルデザインがアプローチしたのは日産だった。計画が前進したのは、2017年のジュネーブモーターショーにイタルデザインが超限定生産車の第1弾として展示したハイパースポーツカー「ゼロウーノ」がきっかけだった。イタルデザインのプロダクトマネジャーであるアンドレア・ポルタ氏によれば、日産の中村史郎専務執行役員、そして青木 護およびアルフォンソ・アルバイサの2人のエグゼクティブデザインダイレクター(いずれも役職は当時)がゼロウーノの完成度に感銘を受けたようだと回想する。

「日産GT-R50 by Italdesign」。顧客の好みを反映しながら、一台ごとに異なるボディーカラーになる予定だ。2021年2月撮影。
「日産GT-R50 by Italdesign」。顧客の好みを反映しながら、一台ごとに異なるボディーカラーになる予定だ。2021年2月撮影。拡大
全長×全幅×全高は4784×1992×1316mm。ベースとなった「GT-R NISMO」より94mm長く97mm幅広く、54mm低い。2780mmのホイールベースは変わらず。
全長×全幅×全高は4784×1992×1316mm。ベースとなった「GT-R NISMO」より94mm長く97mm幅広く、54mm低い。2780mmのホイールベースは変わらず。拡大
2018年に公開された「日産GT-R50 by Italdesignコンセプト」。
2018年に公開された「日産GT-R50 by Italdesignコンセプト」。拡大

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