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トルコ・リラがアジア太平洋時間22日朝に対ドルで一時15%下落した。エルドアン大統領が20日に中央銀行総裁の解任を決めたのが響いた。
リラはシドニー時間午前10時53分(日本時間同8時53分)時点で1ドル=8.1012リラ。一時は8.4707リラまで下落した。昨年11月にアーバル総裁が 任命されて以降4カ月余りの値上がりが吹き飛び、同月に付けた過去最安値に接近している。
中銀への信頼回復を目指していたアーバル総裁の解任は投資家の信頼に打撃となっており、同国が再び低金利の軌道に向かうとの懸念が強まっている。
カブチオル新総裁は21日、恒久的な物価安定を実現するため金融政策手段を効果的に活用すると表明。任命後初となる文書による声明で、金融政策決定会合は発表済みのスケジュール通りに開催されると説明した。
トルコ中銀のカブチオル新総裁、恒久的な物価安定実現の意向を表明
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原題: Turkey’s Lira Plunges as Traders Absorb Central Bank Upheaval (抜粋)
(新総裁の発言を追加します。更新前の記事で下落率を訂正済みです)
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