総務省の幹部がNTTの社長らと会食していたことをめぐり、違法な接待がなかったか調査している総務省は8日、会食の1人当たりの代金など、確認できたことをまとめて、国会で中間報告を行うことにしています。
衛星放送関連会社からの接待問題で懲戒処分を受けた総務省の谷脇総務審議官は、NTTの社長などとも会食をしていたことが明らかとなり、別の会食に巻口国際戦略局長が参加していたことも分かっています。
今回の事態を受けて武田総務大臣は、重ね重ね行政や国家公務員に対する疑念を招くことになったと陳謝した上で、違法な接待がなかったか可能な限り対象職員を広げて、徹底的に調査する考えを示しました。
総務省は、谷脇総務審議官と巻口局長の会食について、NTT側からも話を聞いてそれぞれの参加者や1人当たりの代金など確認できたことをまとめて、8日参議院の予算委員会で中間報告を行うことにしています。
一方、菅総理大臣の長男が勤める衛星放送関連会社「東北新社」をめぐっては、4年前に放送法の外資規制に違反していたにもかかわらず、衛星放送の事業認定が取り消されず、その後子会社に認定を継承していたことが、新たに明らかになりました。
総務省は当時、規制違反の認識がなかったとしたうえで、規制違反の状態での認定の継承は「これまで想定していなかったケースだ」として、今後、子会社の扱いについて検討するとともに、一連の経緯についても調べる方針です。
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