国土交通省は6月29日、東京2020大会特別仕様ナンバープレートの後継として、2022年度から交付予定の新たな全国版図柄入りナンバープレートに採用される背景デザイン案1作品を決定して公表した。
同日開催された第6回「新たな図柄入りナンバープレートの導入に関する検討会」において最終審査が行なわれ、タイトル名で「はなれていても『思い、みな一つに』」のデザイン案に決定された。
決定されたデザイン案は一般公募されたもので、同省では6月1日~14日にかけて最終審査に向けて候補作品に対する国民からの意見を募集していた。今回、意見募集の結果を踏まえて最終審査が行なわれた。
デザイン案のコンセプトとしては「日本全国47都道府県の県花をモチーフに、日本の美しさを表現しました。植物は円環の象徴であり、枯れても再び綺麗な花を咲かせます。『日本を元気に』というコンセプトをもとに、それを植物の成長と捉えてデザインしました。また、全国すべての県花を用いることで、『日本全体で立ち上がろう』という思いを込めています」との説明がされている。
また、訴求ポイントについては、「国民に広く定着し、親しまれるよう、子供から大人まで広く愛されるようなデフォルメを効かせたデザインにしています。一つ一つの花(人々の思い)が集まることで大きな団結力を生むことを表現するとともに、右肩上がりに配置することで上昇、復興を表しています。色には、日本の伝統色をあしらいつつ、夢や希望を意味する虹に見えるよう配置を工夫しました」とコメントしている。
今後、2022年度の交付に向けて視認性試験などが行なわれ、必要に応じて色味調整などを行なったうえで最終デザインが2021年11月ごろに確定される。
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