2021年06月29日11時14分
ソフトバンクグループ(SBG)が人型ロボット「ペッパー」の新規製造を停止したことが29日、分かった。販売が伸び悩む中、事業戦略を見直したとみられ、海外製造拠点の人員削減・再配置も進めているようだ。
ペッパーは高さ121センチで人の感情に対応し会話する。2015年に発売された。SBGのロボット事業会社は昨年、製造を停止した。ロイター通信によると、ペッパーは台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業グループに生産を委託していたが、世界で顧客層を広げることができず、生産台数は2万7000台にとどまった。
関係者によると、SBGはフランスで330人の従業員の半数程度を削減する方向で協議中。既に米国や英国では販売部門の半数を削減したほか、日本でロボット事業に携わっていた従業員を配置転換した。
SBGは今月、先端ロボット開発を手掛ける米ボストン・ダイナミクスの株式の8割を韓国の現代自動車グループに売却している。
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