群馬県太田市にある「道の駅おおた」サンブレフェスタで見つけた名車を紹介する第二弾は、キレイにレストアされたVWタイプ1、初代ビートルに登場いただこう。でもこのビートル、タダのビートルじゃなかった。なんと、エンジンをポルシェ912のものに載せ替えてあるのだ!
普通のビートルに見えてタダのビートルじゃなかった!
エンジンはバイク用、ボディはアルミ製! 6輪タイレルこと「ティレルP34」の精巧レプリカ
2021年6月20日に群馬県の「道の駅おおた」でクラシックカーとスーパーカーが展示されるイベント、サンブレフェスタが開催され...
外観からはキレイにレストアされたオリジナル車のように見える。でもオーナーは古いポルシェを何台も所有するマニア。お話を聞けばオーナーの宇井さんは356Aやスピードスターなどもお持ちだとか。そんな人が普通のビートルで参加されるはずがないと思えば、やはり手のこんだビートルだった!
この個体はヤナセが販売した正規輸入の1970年式ビートル。それをビートルの専門店であるフラット4でポルシェ912エンジンに載せ換えたものだった。実にこのクルマが912エンジンを載せたフラット4製の1号車だそうだ。
エンジンだけでなくミッションやデフまでポルシェ912純正に変更されているそうで、その動力性能はビートルの比ではないことだろう。ビートルの純正エンジンは1192ccの排気量から34psを発生したに過ぎないが、912は1582ccの排気量から90psを発生した。このクルマはエンジンの調子がよくなかったため不良部品を交換してオーバーホールされているから、スペック通りの性能を維持している。
快適な室内に傷んだシートは似合わない。外観同様、内装もすべて手が入っていて、新品のように張り替えられている。
その走りだが、意外にも912のエンジンと車体のバランスが非常に良いのだとか。エンジンだけ速くて足周りがついてこないわけではないのだ。さすがに専門店が仕上げたクルマといったところだろう。
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からの記事と詳細 ( ポルシェ912のエンジンに載せ替えた極上のフォルクスワーゲン・ビートル(タイプ1) - MotorFan[モーターファン] )
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